ドル高の1週間、12月利上げの可能性は高い!

image001
表①:ドルインデックス 日足チャート(赤:陽線 緑:陰線)

先週は、ドルの強い1週間となりました。ドルインデックスも大きく上昇していますね。

3日火曜日オーストラリアRBAが政策金利を据え置いたものの、追加緩和の可能性も示唆。5日木曜日はイングランド銀行が米国の次に利上げをする可能性があると言われていたものの、四半期インフレリポートで、「最初の利上げについて予想は2017年第1四半期」と、前回レポートでの「2016年第2四半期」から後退。そして、ユーロドルは、安値を切り下げ、下落トレンドを継続。豪ドル、ポンド、ユーロは売られ、ドルが買われる1週間となりました。
image002
表②:ドル円 時間足チャート(赤:陽線 青:陰線)

一方、米国は4日のイエレン議長による議会証言で、「FOMCの12月の行動は適切となる可能性があると考える」と本人の口から改めて利上げについての発言があったことで、ドルが買われ、ドル円は堅調推移を継続。そして、6日金曜日の雇用統計で、118円-122円のレンジを大きく突破し、123円26銭まで上昇しました。
ドル円の下サイドは、先週のレポートにも書きましたが、120円20銭台はやはり堅く、良い買い場を提供した感じです。
image003
表③:米国債10年債利回り 日足チャート(赤:陽線 緑:陰線)

米国債10年債利回りや2年債利回りもFOMC以降上昇を続け、利上げを織り込みに行っていると思われます。
image004
表④:NYダウ 週足チャート(赤:陽線 緑:陰線)

普通は利上げを嫌がる株価が堅調に推移を続け、先週は終値で、今年の始値を再び回復してきました。また、雇用統計の行われた金曜日も、米国の雇用環境を好感し、NYダウは、プラス圏で先週を終え、12月の利上げを株価も織り込みに行っていると思われます。やはり、数週間前の大きな下落は、市場が米国の利上げではなく不透明要因を嫌気してポジションを閉じたということがわかります。
このように株価が下げないのであれば、FRBは12月に利上げがしやすくなったのではないでしょうか。