トレンドの方向性、ならびにトレンドの強さを見るのに役立つのが、ADXというシグナルです。

DMIとは、Direct lonal Moving lndexの略で、そのシグナルは次の3つによってあらわされます。

  • +DI ・・・ 上昇トレンド
  • -DI ・・・ 下降トレンド
  • ADX ・・・ トレンドの強さ

基本的な見方としては、次のようになります。

  • +DI > -DI ・・・ 上昇トレンド
  • +DI < -DI ・・・ 下降トレンド

そして、+DIが-DIを下から上に突き抜けたら買いシグナルと判断し、+DIが-DIを上から下に突き抜けたら売りシグナルと判断できます。

さらに、トレンドには強さというものがあります。

いくら上昇トレンドだとしても、トレンドが弱ければすぐに下降トレンドに反転してしまうでしょうし、トレンドが強ければ、しばらく買いポジションを保持していても、その後の上昇を大きく取れる可能性が高まります。

このトレンドを見るのに役立つのがADXというシグナルで、「だまし」の可能性を少しでも排除するために、ADXを組み合わせます。

このADXは、トレンドが発生すると上昇し、トレンドのない状態では下降します。つまり、ADXが上昇した際はその時の(ブル・ベア)トレンドに沿った売買を行い、下降時には持ち合い相場と考えることができます。

また、傾斜のない横ばいに近い状態は、トレンドがほとんど発生していないことを示唆しています。これと、さらにADX-Rというシグナルがあるのですが、この2つのシグナルについては、次のような見方をします。

  • ADXがADX-Rを下から上に抜けた場合 ・・・ トレンドが強い
  • ADXがADX-Rを上から下に抜けた場合 ・・・ トレンドが弱い

となります。

上昇(買い)シグナルの場合:+DI(緑色)-DI(赤色)、ADX(黒色)

上昇(買い)シグナルの場合:+DI(緑色)、-DI(赤色)、ADX(黒色)

下落(売り)シグナルの場合:+DI(緑色)-DI(赤色)、ADX(黒色)

下落(売り)シグナルの場合:+DI(緑色)-DI(赤色)、ADX(黒色)