ラウンドナンバーとは。。。

それでは、レジスタンスとサポートとは、スイングの高値と安値だけなのでしょうか?前述したように、より多くの市場参加者が意識しているラインという意味で考えれば、レジスタンスとサポートは、スイングの高値と安値だけではありません。当然、節目となるポイントは意識される可能性が高くなります。そして、そのなかでもっとも簡単に見つけることができるのが、ラウンドナンバーです。

ラウンドナンバーとは、クロス円の85.00円や80.00円、そして、100円等の切りの良いレートのことです。「ユーロドル」や「ポンドドル」等の対円通貨以外では、1.250や1.3000、そして、1.0000等の切りの良いレートとなります。

これらのラインは、市場参加者のすべてが意識しており、注目すべきライン(ポイント)だといえます。むしろ、意識している人数でいうと、日足チャートの高値や安値よりも多く、強く意識されます

ではラウンドナンバーを意識しながら、レンジ相場で利益を狙うトレード手法の具体例をあげてみます。以下のチャートはドル円の1時間足チャートです。このチャート上の意識すべきラウンドナンバーは79.00と78.50です。そして79.00がレジスタンスになっています。今後、ドル円が下落すると78.50がサポートになることが予想されます。79.04など突出した価格をつけていますが、ラウンドナンバーの考え方をすれば、あくまでこれは79.00を意識した結果、生じた価格であり、これは高値とはせず、無視します。

ドル円の1時足チャート usdjpy1h.cart.jpg

レンジの内の上値、下限付近の価格を意識しながら、あまり欲張らず78.90-78.60を狙うべきレンジと定め、78.60付近で買い、78.90付近で戻り売り。このようにラウンドナンバーを意識しつつ、効率的にレンジ相場で利益を上げる方法もあるのです。為替相場には「タイ焼きの尻尾と尾っぽはくれてやれ」という有名な格言があります。ラウンドナンバーを戦略的に意識しながらも、実際のトレードでは欲張らず。この考え方も徹底したほうがいいでしょう。