ラウンドナンバーに引きつけてレンジトレード

また、ラウンドナンバーが強く意識された結果、そのラインを何度もトライしたにも関わらず、なかなか抜けることができずに、レンジの下限または上限になることも多々あるのです。

一方だけが強く意識されるため、仮にレンジ下限がラウンドナンバーであれば、上限がはっきりしないことも多いのですが、こういったレンジを見つけることができれば、そのラウンドナンバーに引きつけてのレンジトレードが可能になります。

図は、レンジ下限がラウンドナンバーになっている例です。基本的には、これまで紹介してきたレンジトレードと同じで、レンジ下限であるラウンドナンバーにレートが近づいてきたときに、見ているチャート、もしくは、ひとつ短い時間足のチャートを確認して、そこでダイバージェンス(オシレーターの逆行現象)を確認できれば、エントリーというかたちとなります。

ダイバージェンス(逆行現象)は、反転の売買のシグナルを表し、更にはトレンドの反転の可能性を示唆します。ダイバージェンスをもっと簡単に表現するならば、チャートは上昇(下落)トレンドなのに、テクニカル指標は下落(上昇)トレンドを描いている状態を指します。

レンジの下限または上限になり易い意識されるライン

では実際のチャートで見てみましょう。

ケ-ス例として、豪ドル円の60分足を見てください。過去のチャート上では100.00円か強く意識されて、そこがサポートの下限となっています。

この100.00円と言うのは、上記で説明したように強いラウンドナンバーです。そして、レートの下限では、ダイバージェンスがついているため、買いエントリーと判断することができます。

このようにラウンドナンバーとダイバージェンスの組合せを売買シグナルとし、売り買いの判断にすることもできるのです。今後、ラウンドナンバーに注意して、チャートを確認してみてください。