「外国為替市場」とは

外国為替市場における一日の取引高は約2兆ドル。(日本円換算:1ドル=100円)すると約200兆円。日本の1年間の国家予算が約100兆円というからその巨大さはおわかりいただけると思います。取引される金額の大きさがおわかりになると思います。

ではいったいどのような参加者がいるのでしょうか?外国為替市場に参加している人数やその規模はわかりませんが、参加者の目的により、いくつかのグループにわけることができます。

まず、銀行・証券会社・証券会社などの機関投資家です。例えば外貨預金や、外貨建て投資信託・保険の販売、解約に伴う外貨の仕入れや、海外の証券、債権を購入するために外貨を外国為替市場で買います。このとき円を払って外貨を買うオペレーションをします。FXでいうところの円売り・外貨買いです。

次に海外向けに商品の輸出・輸入を行っている輸出入業者など実需筋です。例えば日本の石油会社が原油を中東から買うとき、その資金は日本円ではなく、アメリカのドルで行われます。世界のメジャーな商品の取引はすべてアメリカドルで決済されるのです。アメリカドルが最も世界で信用があり、基軸通貨であるからです。日本が海外から輸入をする場合は、ほぼすべてアメリカドルになるため、日本の実需筋は毎日ドルと円を売り買いして外国為替取引を行っています。輸出の場合も、外国から支払われるお金のほとんどはアメリカのドルです。

この他には、主に外国為替市場における為替レートの変動を利用し、利益を狙うヘッジファンドや、私たちFX投資家などがいます。なお2012年の東京市場では約6割の取引が日本のFX投資家によるものと銀行間市場で言われており、その取引動向は世界中で注目されています。

そしてこの外国為替市場は、24時間眠らない市場(マーケット)と言われています。24時間、365日、世界の誰かと誰かが通貨の取引を行っている間、お互い通貨の交換レート(為替レート)を提示し、外国為替市場は動き続けているのです。