「ファンダメンタルズ」を辞書で引いてみると、「一国の経済状態を判断するための基礎的条件」とあります。一般的に、「ある国の経済が良い(悪い)」というのはどういう状態か、思い浮かべてみてください。たとえば、経済成長率が高い(低い)、物価が落ち着いている(インフレ、またはデフレである)、失業率が低い(高い)、貿易収支が黒字(赤字)である・・・といった状況ですね。

つまり、ファンダメンタルズとは、狭義には経済の良し悪しを判断するためのデータで、上で挙げた例で言えば、「経済成長率(GDP)」、「物価上昇率」、「失業率」、「貿易収支」などがそれにあたります。そしてこうしたデータを用いて、経済動向や相場を分析することを、「ファンダメンタルズ分析」といいます。「一国の経済状態=ファンダメンタルズ」と考え、「A国はファンダメンタルズが良い」、「B国はファンダメンタルズが弱い」などと表現することもあります。さらに、政府の財政状態や中央銀行の金融政策も含めて、「広義のファンダメンタルズ」と考えることもあります。

ファンダメンタルズとは?