一方、中長期的に重要になってくるのは、経済データのトレンド、すなわち改善しているのか、悪化しているのか、ということです。たとえば、経済成長率(GDP)が同じ年率3%でも、2%から3%に加速した場合と、4%から3%に減速した場合では、市場の評価は全く異なります。前者は景気拡大期待で好材料、後者は景気減速懸念で悪材料となるのです。したがって、経済データをみる時には、コンセンサスからのかい離だけではなく、数か月のデータを用いてトレンドをつかむことが重要です。

経済データのトレンド

さて、ファンダメンタルズ講座の第一回、いかがだったでしょうか?専門用語が多くてチンプンカンプン?大丈夫、読んでいくうちにだんだんわかってきます。何といっても、ファンダメンタルズを分析し、自分なりにシナリオを立て、それが的中したときのうれしさや快感は格別です。さあ、これから一歩ずつ、ファンダメンタルズの世界を読み解いていこうではありませんか。