要度月特徴

12月Xmas明け~1月初旬

クリスマスが明け、さらに、英ボクシングデーが明ける通常27日頃から、翌年初にかけて、正月気分に浸っている本邦勢を尻目に、欧米勢がかなり投機的に攻めてきます。これは、欧米勢の新年度入りが、クリスマス明けないし新年のため、新年度の収益目標に向けて前倒しで収益を上げようとスタートダッシュをかけてくるためで、これは毎年恒例といってよいと思います。

 

1月中旬頃

年末年始の投機相場も、1月中旬頃には手仕舞いとなることが多いといえます。

 

2月

早ければ、この頃から、欧米勢の6月の中間決算に向けてのトレンド相場が始まります。本邦勢では、投資信託(投信)が2月末に本決算となるため、レパトリ(レパトリエーション、資金の本国回帰)による円買いが強まります。

 

3月

本邦企業は本決算の時期を迎え、邦銀は動きが取れなくなります。それを待ってましたとばかりに、欧米勢は攻め立てる傾向があります。指をくわえて見ている邦銀勢に見せびらかすかのように相場を攻め、翌月新年度入りしてマーケットに飛び込んできた邦銀勢を、欧米勢は利食い場に使うことが、過去よくありました。

 

4月

日本の企業が新年度入りしてきます。ただし、新年度の方針が4月になったからといって、すぐ決まるわけではなく、市場には、売ったら買わなければならない。買ったら売らなければならないという投機筋だけとなりますので、なかなか一方向に流れができません。それが、4月後半になると、輸出企業の採算レートや機関投資家の投資方針などが決まってきて、一方向のフロー(資金の流れ)が出てきます。

 

5月

初旬、ゴールデンウィークに入り、本邦勢の動きが鈍ります。この間隙を縫って、欧米勢が「ドル/円」で仕掛けてくる傾向があります。

 

6月

これまで、早ければ2月頃から、あるいは4月から5月にかけてできたトレンド相場ですが、6月末が欧米金融機関・ファンドの中間決算の時期となり、6月に入ると、それまでキャリーしてきたポジションを手仕舞う動きが出て、それまでの相場観が変わっていなくても、相場の流れが反転することが一般的です。

 

7月

夏休みシーズンを告げる7月4日の米独立記念日を皮切りに、欧米系の投資家筋の夏休みが始まります。マーケットが薄くなるため、短期プレーヤーによる投機的な動きが目立ちます。

 

8月

本格的な夏休みシーズンで、閑散となります。国内では、例年、米国債の利金の円転(ドル建て利息を円に交換)が出て、円買いが強まります。利金の円転は2月、5月、8月、11月と年4回ありますが、なかでももっともマーケットの薄い8月が一番マーケットに影響を与えます。

 

9月

9月の第一月曜日の米レイバーデー(労働者の日)明けから、欧米勢の下期のトレーディングシーズンが始まり、はっきりとしたトレンド相場になる傾向があります。また、日本企業の中間決算の時期です。本邦勢の動きが鈍り、欧米勢の独壇場になります。

 

10月

9月のレイバーデー以降に定まったトレンド相場が続く傾向があります。ただし、9月からのトレンドが10月で終わることもあります。

 

11月

ファンドは、11月末が決算で、それまでキャリーしてきたポジションの手仕舞いに入り、どうでもいいような経済指標でも、それをエクスキューズ(言い訳)にして、大きく利食ってくることが多く、このあおりを食わないようにすることが大事です。クリスマスを含んだホリデーシーズンを告げる11月の第4木曜日の米感謝祭が手仕舞いの節目になる傾向があります。

 

12月初旬~Xmasまで

クリスマス前が、欧米金融機関の本決算となるため、12月初旬は、11月後半に引き続き手仕舞の動きが続きます。しかし、3週目頃からは、欧米勢は、完全にクリスマス気分となり、休暇に入る者も多く、相場としては、まったくやる気のない展開が、25日のクリスマスまで続きます。