リスク管理の軸、損切りの重要性と資金管理の基本

ポイント

  • 損切りができなければ知識も技術もまるで活かせない
  • コントロールできる損失をもとにトレードの計画を立てる
  • 利小損大を避けるために損失:利益=1:1をまず目指す

損切りができない人は確実にFXで稼げない

どのようなFXの本やWEBサイトでも、損切り(損失を確定させる決済注文)がいかに大切であるかが解説されています。もちろんFX攻略.comも同じスタンスであり、必要な場面で確実に損切りができなければ、どれだけ知識や技術があっても、FXで継続的に利益を残すことは絶対にできません。 言い替えれば、学んだ知識や技術を活かすためには、損切りができることは必須です。

損切りで損失をコントロールするメリット

それではなぜ、FXにおいて損切りをしなければいけないのでしょうか。それは「損失を自分でコントロールするため」です。 損失と対になる利益は、個人投資家側がコントロールすることはできません。買っても下がることがあり、売っても上がることがあります。またうまくトレンドに乗れても、それがどこまで続くかはわかりません。 ですが、自分がそのトレードでどれだけ負けるかという損失は、的確に損切りを行うことにより、完全にコントロールできます。

損失をコントロールするメリットはいくつかあります。

(1)ひどい負け方をせずにすむ

まず、一度のトレードの損失を、自分が許容できる範囲にとどめられること。たとえば資金が10万円で、一度のトレードでいきなり5万円負けたら、精神的な苦痛はかなりのものでしょう。でもこれが1000円なら、完全に心が折れることはまずないはず。「これ以上負けたら困る水準」に損切りを設定しておけば、想定外の大きなドローダウン(資金の大幅な減少)を防ぐことができます。

(2)狙う利益幅の基準になる損失額を固定できる

また、そのトレードでの最大損失が明らかになっていることで、その損失額を基準に狙う利益額を設定することができます。 極端な例を出せば、1回のトレードで利益確定が100円なのに損切りが1万円なら、直感的にこのトレードのバランスは悪いと思いませんか? 100回勝った利益が、1回負けるだけで吹き飛んでしまいますよね。

損切りの計画がしっかりできていて、そのトレードの損失が明確なら、自ずと目指すべき利益の水準も見えてくるのです。