
- メジャー通貨
- ・米ドル(USD)
- ・ユーロ(EUR)
- ・日本円(JPY)
- ・英国ポンド(GBP)
- ・豪ドル(AUD)
- ・カナダドル(CAD)
- ・スイスフラン(CHF)
- マイナー通貨
- ・シンガポールドル(SGD)
- ・ノルウェークローネ(NOK)
- ・スウェーデンクローナ(SEK)
- ・ポーランドズロチ(PLN)
- ・香港ドル(HKD)
- ・トルコリラ(TRY)
- ・ブラジルレアル(BRL)
- ・南アフリカランド(ZAR)
- ・インドルピー(INR)
- ・メキシコペソ(MXN)
- ・タイバーツ(THB)
- ・ロシアルーブル(RUB)
- など
円高・円安を正しく理解していますか?
通貨ペアの価格変動をしっかりと理解するためには、私たちの国の通貨である日本円と、世界で最も取引されているアメリカの米ドルの組み合わせである「米ドル/円」をベースに考えるのが最適です。
ここでは現在が1米ドル=120円というレートだとして、価格変動の説明をしていきます。まず、米ドルの需要が多くなったら、どんな値動きをするかを考えてみましょう。多くの人が米ドルを手に入れようとするわけですから、120円→121円→122円……とレート(米ドルの価値)が上がっていきます。これが「円安ドル高」という流れです。
次に、日本円の需要が多くなったら、どんな値動きをするかを考えてみましょう。多くの人が日本円を手に入れようとするわけですから、120円→119円→118円……とレート(米ドルの価値)が下がっていきます。これが「円高ドル安」という流れです。
取引はエントリーで始まりイグジットで終わる
差金決済取引は、新規注文(エントリー)ではじまり決済注文(イグジット)で終わります。その両方の注文が約定(FX会社の取引システムにおいて注文が承認される)することで、一連の取引が完了するのです。
具体的に流れを追ってみましょう。新規注文をするときに上がると予想した場合はロング(買い)、下がると予想した場合はショート(売り)で取引を開始します。この新規注文が約定されると、「ポジション」を保有した状態に。いわば差金決済に対する基準のレートが定まります。
このポジションは、レート変動に応じて差金が生まれることになります。決済注文をするまでは損益が未確定な状態ではありますが、決済前に利益が出ている状態を「含み益」、損失が出ている状態を「含み損」と呼びます。そして最終的に、決済注文が約定すると、損益が確定します。
この流れは飛行機のフライトにたとえられます。新規注文(離陸)→ポジション保有(フライト)→決済注文(着陸)とイメージすれば、理解がはかどるでしょう。
取引の専門用語
用語 | ふりがな | 説明 |
---|---|---|
ロング | ─ | 上昇予想の取引 |
ショート | ─ | 下降予想の取引 |
◎FXでは当たり前のように用いられる専門用語なので、必ず覚えましょう。 |