17. 移動平均線に近づいたら「買い」の好機

移動平均線は、トレンドを判断するだけでなく、売買タイミングを判断することも可能です。たとえば、チャートが移動平均線より上にあって上昇トレンドのときであれば、近づいたときに買うと、比較的安い値段で買うことができます。ただし、移動平均線近くで買った場合には同時に損切りの注文も出しておきましょう。そのまま移動平均線を割り込んで、トレンドが転換する可能性もあるからです。

予想通り上昇トレンドが継続した場合、チャートが移動平均線から離れて為替差益がある程度得られる時点で売って利益確定をしてもよいですし、上昇トレンドが続く間は保有しておき、トレンドが転換した時点で一気に売って利益確定してもよいでしょう。

移動平均線の利用法 1

18. 移動平均線から大きく離れたら売買タイミングぐ

移動平均線で売買タイミングと判断するもうひとつの方法として、チャートが大きく離れたら「売り=買い」のチャンスというものがあります。これは、チャートが一時的に移動平均線から大きく離れた場合には、いずれ移動平均線に戻ってくるという性質があるからです。

下のチャートのように価格が移動平均線より上に大きく離れた場合は、いずれ移動平均線付近まで下がってくると考えられるので「売り」。下に大きく離れた場合は「買い」です。

ただ、この方法は下降トレンドで「買い」、上昇トレンドで「売り」と、トレンドが続いている中での反対の売買になることが多いので注意が必要です。そのため利益の幅が小さくなりがちですし、利益確定のチャンスを逃すと、しばらくチャンスが訪れない可能性もあります。

短期の移動平均線と長期の移動平均の交差ポイントを売買判断に利用するという方法もあります。上のチャートには、10日移動平均線と25日移動平均線が描かれていますが、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜けたときをゴールデンクロスといいます。逆がデッドクロスです。

売買判断ではゴールデンクロスで「買い」、デッドクロスで「売り」となります。ただし、ゴールデンクロス、デッドクロスは現れるのが遅いケースもあるので、ほかの指標と組み合わせて利用するのがよいでしょう。

移動平均線の利用法 2